技講座

🧗‍♂️【できるまでシリーズ②】跳び箱が“こわい”子に共通する特徴と、恐怖心のやわらげ方


「跳び箱が怖くて…」「足が開かなくて乗り上げてしまう…」

跳び箱は、多くの子どもがつまずく技の一つです。
特に最初の壁になるのは【恐怖心】です。

アクティブ体操クラブでも、最初は跳び箱に近づけなかった子が、少しずつ挑戦して跳べるようになっていく姿をたくさん見てきました。
今回は、**跳び箱ができるようになるための“恐怖克服ステップ”**をご紹介します。


✅ 跳び箱ができない原因とは?

① 高さに対する恐怖心

  • 頭が前に出そうになる怖さ
  • 失敗経験による「ぶつかるかも…」という不安

② 腕の支持力不足

  • 両手でしっかり体を支えきれない

③ 足を開くタイミングのズレ

  • 踏み切った後、足が開かず跳び箱に引っかかってしまう

💡 できるようになる3ステップ

▶ ステップ①:踏み切りの感覚をつかむ

まずは跳び箱を使わず、【踏切板だけ】でジャンプ練習。
・両足ジャンプ
・しっかり腕を振る
・着地の安定練習

🟢 ポイント:踏み切りで「浮く」感覚を身につける。


▶ ステップ②:低い跳び箱で安心感をつくる

いきなり高い段数に挑戦せず、【2段・3段の低い跳び箱】から始める。
・跳び乗りからスタート
・手を着いて両足を開く“開脚跳び”のフォーム確認

🟢 ポイント:「失敗しても怖くない高さ」で成功体験を積み重ねる。


▶ ステップ③:段階的に高さを上げる

跳び越えられる高さを少しずつ上げていきます。
・手のつき方の確認(遠すぎず近すぎず)
・跳ぶタイミングを声かけで誘導

🟢 ポイント:「できるかも…」という気持ちが出た瞬間が最大の伸び時!


🧑‍🏫 指導現場からのひとこと

跳び箱が跳べた瞬間の笑顔は、どんな技よりも大きく輝きます。
怖がっていた子が「もう一回やりたい!」と自信を持ち始める瞬間は、私たち指導者にとっても最高のご褒美です。


✅ おうちでできる跳び箱サポート法(保護者向け)

  • 両足ジャンプゲーム(クッションやロープを使って)
  • 両手で体重を支える遊び(机やソファで腕立て姿勢を取る)
  • 「できなくてもいいよ、一緒に頑張ろうね」と前向きな声かけ

📷 おうちでできる跳び箱練習方法(動画)


🎯 「怖い」を「できた!」に変える跳び箱指導

跳び箱は、単なる運動技術ではなく、**“勇気を育てる技”**です。
アクティブ体操クラブでは、一人ひとりのペースに合わせて「怖さ」を取り除きながら、確実に「できた!」の達成感を積み重ねています。


📅 無料体験受付中

【対象エリア】三重県熊野市・松阪市・玉城町・明和町・多気町・和歌山県新宮市

▶ ご予約・お問い合わせは【公式LINE】または【HPお問い合わせフォーム】から!