先生の日記

先生の日記 2022/2/23

今日の体操教室の様子

今日も臨時教室

キッズコースは9人、育成コースは5人でした。

久々に賑やかな練習となりました。

キッズコースは曜日や時間違いの関係から始めて会う友達も多かった影響もあり緊張していたのか、いつも以上に自分の決められた場所で順番待ちをしている子、逆にいつもと違う環境で落ち着いて練習が出来ない子がいました。

キッズコースはアクティブ体操クラブに入ってすぐの頃はなかなか順番を決められた場所で待てなかったりしていたのですが、時間が経って集中力が切れてしまうとまだまだ待てていなかったりしますが、最初よりも確実に待てるようになってきていてみんなの成長を感じています。

今回のようにいつもと違うメンバーでの練習で普段とは違うみんなの様子が見れて先生側としてもいい経験となりましたし、子ども達にとっては新たな刺激となって良い経験になったのではないかと思います。

育成コースは、かなり久々な練習となる子が多く、倒立が今までできていたタイムをクリア出来なくなっていたり、出来ていても崩れた姿勢での倒立になっていました。

練習の雰囲気は久々ということもあってかすごく楽しそうな雰囲気でした。

練習を楽しめることはいいことですが、技をする時も気が緩んでしまっていました。

練習中で特に技を実施する時は怪我をしてしまう恐れがあるため、気持ちのオンオフがしっかりできるように一層成長できるよう指導していかなければと思います。

今日のトレーニング

・壁倒立  1分

壁倒立の仕方(お腹壁側バージョン)
お腹を壁側に向けて倒立をする
その時手は肩幅で、手は内側や外側に向けることなく、真っ直ぐの向き、腕はできる限り耳の横に引っ付ける(バンザイの姿勢)そのまま目線は手と手の間をのぞく。
足を閉じ、お尻など身体全体に力を入れ、身体が真っ直ぐの姿勢になるようにする。

壁倒立には2種類あります。
お腹を壁に向けるやり方と背中を壁側に向けるやり方があります。
今回はお腹壁側バージョンを説明していきたいと思います。
初めて壁倒立を覚える際はお腹壁側の壁倒立から覚えよう。
まず、腕で自分の身体を支えるだけの力が必要です。
自分の身体は自分が思っている以上に重たい物です。
なので、手を床につき、足を壁に添わしながらあげて行く所から始めよう!
倒立まで上げれる人はあげて行き、難しい方は途中まででも構いません。とにかく倒立の姿勢ができるようになるまで上げていけるようにしよう!
それと同時に、腕で支え続ける力が必要です。そのために10秒でも20秒でもできる範囲の秒数を耐えよう。
そうして行くうちに筋力がつき、倒立までできるようになります。
倒立ができたら、お腹を壁にした倒立の本領発揮です!
お腹を壁に向ける壁倒立は、倒立の姿勢や重心の乗せ方、バランスの取り方などを向上させる方法となります。
壁倒立で出来るだけ壁に近づき、最初に書かれている倒立の仕方のように行うと、凄く綺麗な姿勢の倒立ができて来ます。その姿勢ができてその姿勢のまま1分保てたらクリアとなります。

※注意点※
前回と同様に必ず1分保つにあたって、正しい姿勢で行わないと、違う筋肉がついてしまいます。
また、その方が癖となり、いい姿勢の倒立に戻すのに一苦労してしまいます。なので、出来る秒数からでいいので正しい姿勢を守りながら秒数を増やしていこう。
早く壁なしで倒立ができるようになりたいからといって秒数だけを達成しに行っても止まる事は難しいです。
決して近道はありません。
正しい姿勢、やり方を守り行って行くことが1番の近道となります。
焦らず、一つずつできるように頑張っていきましょう!